最近では、あえて中古物件を購入してリフォームする方も増えています。また、長年住み続けたいマイホームだからこそ、快適さをえるためにリフォームする方も多いです。
しかし、お風呂やトイレ、洗面台を交換したり、キッチンを人気の高いアイランドキッチンに変更。床はフローリングに張り替えたりと、要望をすべて叶えようとすればリフォーム費用が気になります。
実際、戸建て住宅のリフォームでは予算オーバーしてしまうケースが多いです。ここからは安く抑えるヒントをご紹介します。
要望には順位をつける
予算内でリフォームするなら、要望には優先順位をつけましょう。ですが、叶えたいことよりも劣化する設備交換を優先することもポイントです。
たとえば、耐用年数を迎えた水回り設備を最新のものに交換すると、使い勝手や機能性が向上します。掃除やメンテナンスもしやすくなります。さらにエコ仕様であれば光熱費も節約できます。
採用するもののグレードをさげる
戸建て住宅のリフォーム。内装リフォームについては仕上げ材にこだわりを持つ方も多くいます。仕上材とは、壁紙やフローリングなどです。さらに水回り設備は、品質、デザイン、機能によるグレードがついています。
少しでもリーズナブルなものに変更できないか、検討しましょう。
グレードを落とすといっても粗悪品ではありません。パッケージデザインだけをリニューアルした製品もあります。色展開を見直すだけのパターンもあります。新商品とはいっても自分たちの暮らしに不要な機能が備わっただけならば、そのまえの型落ち品でも十分使えるはずです。
まとめてリフォームする
戸建て住宅の場合には、プチリフォームもあります。何度も断続的にリフォームを繰り返すことで、そのときどきのライフスタイルに合わせることもできます。
ただ、戸建て住宅ならではのリフォームにはパック、セットという「おまとめプラン」による施工が提案できます。そのほうがお得になるケースも多いです。
水回り3点セットや、張り替えプランなどをリフォーム会社が提案しています。ほかにも、屋根と外壁の塗り替えもまとめて施工可能です。
戸建て住宅の場合には都度、足場の設置が必要になるので、その手間が減ります。可能な限り同時に実施したほうが安く済ませることもできてしまいます。
まとめ
戸建て住宅のリフォームは工事費用が気になるため優先順位をつけて、予算内に収めましょう。収まらない場合にはグレードやパックプランなどをうまく活用してみると、ムリなく予算内に収まります。