襖の浮きの疑問 張替えたばかりなのに浮きがあるのは失敗?
襖は和室空間によく馴染む建具です。障子や畳と同じく、和風モダンなインテリアとして最近でも洋間に取り入れられています。
職人さんに依頼をして襖を張り替えてもらった際、襖の張替えをした後に空気の残ったような浮きがあると感じることがあるかもしれません。
職人さんの技術が下手だった…というのではありません。
この場合は、職人さんの言葉足らずで、通常、職人さんが携わるなら、襖張替えの際に後々「浮きます」から、と伝えておきます。
結論から言うと襖紙のみならず、壁紙や障子紙でも張替えた直後は「浮き」ます。
しかし、自然にピシッと張りますから安心してください。
とはいえ、襖張替えによって浮きが直らない場合もあります。
それは職人さんに依頼をせずにDIYで済ませてしまった場合や、マンションやアパートの段襖などの話しです。
通常、襖の張替えでは既存の襖紙を剥がすことが一般的です。マンションやアパートの襖は軽量でコスパがいい段襖を使用します。
しかしながら、これは一般的な襖のように建具枠をはずして袋張りする工程ができず、全面のり貼りで張ります。
ですので、襖紙を剥がしても下地が傷まないように「裏紙」という薄紙が残る仕様なのです。
張替えた後に襖紙が浮く原因はこの「裏紙」によるもの。
下地材と裏紙が剥離した状態で新しい襖紙を貼り付けると「のりの水分」によって剥離した裏紙が伸びてしまい浮きになってしまいます。
ですが、のりが乾燥することで「浮き」は目立たなくなります。
障子紙も同じく「紙が乾燥」すれば、ピンと張ったシワひとつない状態に仕上がります。
つまり、浮きの原因は水分が蒸発していないだけなのです。
また、他にも裏紙が剥離する原因としては接着不良、のりの希釈割合の問題、張替えた後に糊が劣化していることなどもあります。
もちろん、湿気によって浮くこともあるので、断熱性能を高めた省エネリフォームを行う方法もあります。
これならば、襖、障子、畳などもカビ、浮き、ダニなどの影響を受けにくくなります。
ちなみに、襖の種類によって、枠の形式が異なります。
仕上がりにこだわりたい場合には枠を外すとキレイに仕上がります。
ただし、外し方が分からないために力づくで外そうとすると破損することがありますから注意しましょう。
張替えや、内装リフォームをするなら専門業者に任せる方法がオススメできます。1度、相談してみてはいかがでしょう。
埼玉県の省エネリフォームは巧エコリフォームにお任せ下さい。
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